nekonohimomi’s diary

くだらない日常を生きる、それが人生

わたしの中で一つの時代が終わった

オウム真理教の死刑囚の執行がありました。

わたしは死刑反対論者ではなく、大賛成です。

オウムは、20か21歳の時に雑誌「ムー」で知りました。
麻原彰晃の空中浮遊の広告見たのが、初めてでした。

一目見て「瞬間写真」やろ~
こんなモンに騙される人居るんかいな?
わたしは、生活していくのに大変だったので大笑いしてお終い。

しかし、当時は麻原彰晃の本が本屋で普通に売られてた。
そして読んだら、納得する部分もあった。



ナマ麻原は、○○〇大の講演に来た時見ました。
宗教家って背筋が正しい人が多いのに、ふんぞり返っててロン毛のイケてないおっさん。
みなさんオーラがあると言ってたけど「よく分からない」という感想。

そのうち友人らが布教活動して、
その人らが宗教にお金掛かるんでバイト頑張ってるのを見ると

食べて、本買って、学費払うのに精いっぱいだったので
興味はあったが無理でした。

松本サリン事件の時の犯人にされかけた河野さん?
TVは犯人扱いしてたけれど、「河野さんの経歴みると「毒」作れるか?」
友人達と議論したけど「あれは違う」と言う事も出来ない雰囲気でした。
化学系の友人は「無理や」一致してた。

その後、今に至るわけですが、
死刑囚の中で「洗脳」された人の過程をもっと深く知りたかった。
中川死刑囚の俳句を読むと、もっと洗脳された時に向き合う事で
新しい心境の変化が出て、気づきが現れる。

被害にあわれた方や恐怖を感じた方のお気持ちを考えると申し訳ないが
今、死刑を執行する必要があったのか?
洗脳が解けた死刑囚の言葉は、これからの世代に役に立つものだったのに。

麻原は、最後に醜態を晒して洗脳を解くことになったが
会社や世間や親や・・・ありとあらゆるモノに洗脳されてて
その事自体に気が付いてない人の思考の自由を解くカギになりえたのに
残念である。

心理学では、カルトで研究されてる分野ではある。
人の自我自体、脆弱なものや。
ここに存在する「わたし」自体、危うい。

洗脳は、誰にでも起こりえる事。



突然卑近な事を言うよ!

世間体って洗脳だから!
親孝行も洗脳だから!
会社休めないって洗脳やから!

世間体、気にしてエーカッコしても、困ったら世間体は助けてくれへんで!

オウムにボケとった友人は、元気にしとるんやろか?